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発泡加工名刺データ作成時の注意点

[印刷・加工時の再現]

デジタルオフセット印刷

発泡加工:ホワイト/マーメイドスノーホワイト210kg
ある程度小さな文字も再現可能ですがツブれて読みにくくなる場合があります。
ベタに白抜きの文字はインクが膨らむのでかなり大きい文字でないと読めなくなってしまいます。
発泡加工:蛍光ピンク/マーメイドスノーホワイト210kg
ある程度小さな文字も再現可能ですがツブれて読みにくくなる場合があります。
ベタに白抜きの文字はインクが膨らむのでかなり大きい文字でないと読めなくなってしまいます。
発泡加工:ホワイト/マーメイドスノーホワイト210kg
猫の写真の上に発泡加工を施してありますが、白い発泡インクが若干透けて下地の猫の写真が見えてしまいます。
※発泡インクの下地には印刷絵柄を描かないで下さい。発泡インクが透けて濁って見え、剥がれやすくなります。


※断裁位置から2mmは発泡加工ができません。必ず断裁位置より2mm内側までに納めて下さい。
※発泡加工のデータはモノクロ2階調(白か黒のデータ)で作成して下さい。グレーの表現は不可。
※発泡加工部の下地には印刷を施さないで下さい。(発泡インクが透けて濁って見え、剥がれやすくなります)

 

 

その他の注意点

データ形式

ファイル形式のアイコン

入稿データ形式は、Illustrator形式(.ai)、Photoshop形式(.psd)、Photoshop EPS形式(.eps)、TIFF形式(.tiff)になります。

Illustratorのバージョンは8~CC、Photoshopは5~CCになります。

塗り足し

塗り足しありとなしの画像

天地左右に塗り足しを3mm追加してください。

塗り足しが無いデータで制作をし、断裁ズレが発生した場合は、地の用紙の色や背景色が見える場合がございます。

文字のアウトライン等

文字のアウトライン化が終了している画像

Illustrator形式でのご入稿の場合、文字は全て「アウトライン化」してください。

Photoshop形式の場合は文字の「ラスタライズ」をお願いいたします。その際アンチエイリアスは外しておいてください。

画像解像度

画像解像度が高い文字と低い文字

基本の解像度は350dpi以上になりますが、小さな文字、絵柄が多い場合は600dpi以上を推奨いたします。

テンプレートは1200dpiのものまでご用意してあります。

画像配置

画像をリンク配置した状態の画像

Illustratorに画像を配置する場合は、「リンク配置」でお願い致します。

また、画像はIllustratorファイルと同梱してご入稿ください。

カラーモード

RGBのカラーモードをCMYKに変換した結果の画像

CMYKで制作してください。RGBでご入稿いただいた場合は、弊社でCMYKに変換して作業を進めます。CMYKはRGBよりも色域が狭いので、色が濁る場合がございます。

不要なレイヤーの削除

レイヤーが2枚、立体的に並んでいる画像

不要なレイヤーは削除して頂き、最低限度のレイヤー枚数でご入稿ください。

非表示のレイヤーなどが残っていると、そのレイヤーだけ印刷されないなどの不具合が発生する場合がございます。

絵柄の見切れや文字切れ

仕上がり線ギリギリの文字をセーフティラインの内側に配置しなおした画像

断裁時、切れては困る文字、絵柄等は、仕上がり線ギリギリに配置せずに、セーフティライン内(名刺サイズより3mm内側まで)に納めて下さい。

縁への配色や飾り罫

縁や飾り罫がある名刺の例

仕上がり線付近への配色や飾り罫は、縁の幅が細かったり、飾り罫が近すぎると、ズレが発生した時に見栄えが悪くなります。

縁の幅は出来るだけ広くする、飾り罫は出来るだけ仕上がり線から離す等の対策をお願いいたします。

断裁位置付近のトナー割れ

濃い色の印刷がある名刺の例

塗り足しのあるデザインを印刷され、PP加工が無い場合、断裁位置付近のトナーが割れたり、剥がれたりする場合がございます。

特に、表面に凹凸がある紙には、頻発し、濃い色の場合は、剥がれが目立ちやすいです。